第3話 ひっくりカエル
前回のつづき。
資料整理しながらふと思い出した
実家を建ててくれた工務店。
ここなら顔見知りだから
ちょっとくらいサービスしてくれるかも~!?
とまたまた軽いノリで考えた私。
早速母に連絡を取って
工務店について色々聞き出すと…
(実家は広めの6SLDKくらい+ロフト付)
…
…
…え?
…うそでしょ?
まさかのビックリ価格!!!!
もーね、ビックリしたってか
たまげました。
細かい数字は書けませんが
70坪の土地に6SLDKくらいの馬鹿みたいに広い家で諸経費諸々全部ひっくるめて
まさかまさかの3000万以下!!!!
3000万きってるんですよ!?
有り得ます!?
しかも長期優良住宅w
どんだけサービスされてんだよww
平均坪単価60万施工の工務店に
「仕様は超フツーでいいからとにかく部屋数造ってください~」
って頼んだら
コレですよ。
この世界は自分の知らない事柄で満ちているやつですよ。
こんな好条件逃せません!
いや、むしろもうここで建てて下さい!
テンション上がっちゃった私が
この後すぐに工務店に電話したのは言うまでもない。
つづく
第2話 ふと気づいた話
マイホーム計画を進めるにあたって
早速向かったSUUMOカウンターでは
あまりにも無知すぎてちょっと恥かいた私。
夢が詰まった重たーーいリュックをチャック全開で持ち帰ったはいいけど、
結局本に載ってるような
ピカピカー! 広ー! 眺め良すぎー!
もーこれなら玄関に住めちゃうー!
みたいな
全く参考にならないスバラシイお家の数々。
あーお金無駄使いした。
ちゃんと中身確認してから買えば良かった。
もういらないや。
さて、これは資源ゴミですね~…
その時。
ふと思い出した。
そういえば、3年前に実家を建ててくれた工務店はなんてとこだっけ?
そう。
実は身内に建築関係の仕事してる人がいて、
紹介してもらった工務店で無事にマイホームを手に入れた両親。
そうじゃん。
あるじゃん。
工務店あるじゃん!!
しかも身内の知り合いならサービスしてくれるかも!?
そんな浅はか極まりない思いつきで
行動力だけはあるわたしは
早速母に電話をしたのでした。
つづく
第1話 マイホーム計画
夫婦・・・30代
子供・・・小学生姉妹
会社員と訳あり専業主婦の私達。
数年前まで大〇建託の3LDK賃貸で暮らしていました。
その頃のアパートは学校から車で15分の学区外。
訳ありで一時的に半年間だけ送り迎えする毎日。
これがほんとに辛かった!!
運転は嫌いじゃないんだけど
北海道の冬道は常に危険と隣り合わせ。
毎日
「今日は死にませんように…」
とか祈りながら通学。
そんな時にふと
あ~ やっぱり学校の近くに住みたいな
とね。
なにより子供たちが友達と遊んだりできないことが可哀想だな~って。
そんな時に
マイホームって…どうなの?
ってなりまして。
もう勢いですぐ近所にあったSUUMOカウンターに予約しましてね。
色々相談したんですよ~
でもね~
- 希望の場所はあったけど土地も決まってない。
- 予算が決まってない。
- そもそも銀行から融資してもらえるの?このささやかな年収で?
- ってか私仕事してないし、これからするつもりもない。(訳あり)
- いいなーと思う工務店もない。
こんな感じでテキトーすぎるくせに行動力だけあった私は
無事にSUUMOカウンターで大した話もすることなくトボトボ帰ってきましたとさ。
でも一応帰りに 北海道の住宅情報雑誌は買って帰ったけどね。
あの分厚い本を6冊くらいリュックに入れて。
5km離れたアパートまでトボトボとね。
家に着いたら本の重みでチャック全開だったけどね。
しかも隅から隅まで読み漁ったけど
実際全然参考にならないのー!
低所得者なめんな!
ちくしょーーー!
つづく
マイホームに向けてつらつらと
北海道からマイホームを手に入れるまでの
長い長いみちのりを
勝手気ままに何も気にせず思ったことを書きたいと思います。
私の独り言。
はじまりはじまり~